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自分のやり遂げたことが
目で確かめられる仕事です

建築事業本部 建築部 工事課

久我 和希

2021年 新卒入社

宮大工の祖父の影響で建築業を目指した

私の祖父が宮大工で、小さい頃から道具を触ったり、仕事場に行って様子を見たりしていたこともあって、高校では建築を学びたくて『建築科』に進みました。釘を使わずに木材同士を組む継ぎ手などには技術だけでなくセンスも必要で、伝統の工法は奥が深く、難しいなとつくづく実感しました。五十嵐建設工業には高校の先輩が働いていたため親近感があり、就職しようと決意。それを伝えたら、祖父も喜んでくれました。

入社後は約1か月間の新人研修を受け、その後、茨城県水戸市の鉄骨造の介護福祉施設の建築現場に配属されました。伝統建築も現在の建築も原理や構造は同じで、学校で身に付けた基本的な知識は役立ちましたが、あくまでも「多少」。現場ではまだまだ知らないことの方が多かったです。

職人さんが動きやすいように段取りをする

当社では関東圏での工事も多いのですが、その際の住居提供や手当が手厚いので、私は積極的に希望し、入社以来、主に関東で経験を積んでいます。幅広い経験ができることと、向こうには友人がいるので、休日に会えるのも楽しみなんです。会社には働くエリアの希望を聞いてもらえるので助かります。

これまでで印象に残っているのは、コンクリート打設でスラブが厚くなりすぎたことです。コンクリートは天候や気温、湿度が強度に関わるので扱いが難しいところに、連絡の行き違いもあり、やりすぎてしまったのです。このこともあり、職人さんと綿密にコミュ二ケーションを取ることが施工管理では何よりも大切なのだと痛感しました。職人さんが作業をするにあたって、必要な段取りを見極めて準備しておかないと現場はうまく回らないのです。作業前も作業中も細かなところまで確認をして、判断することを心掛けています。

社内での資格取得の最短記録達成をめざす

入社時には読めなかった図面が、入社から1年ほどで読めるようになりました。職人さんに指示をしてうまく収まったときの手応えも感じました。このように、わからなかったことがわかるようになり、出来なかったことが出来るようになっていくことが嬉しいです。自分がやり遂げたことが形になって目に見えるのも、この仕事ならではの喜びです。

今後は、設計図から施工図が描けるようになり、現場で問題が起きたときに一人で解決し、周囲に指示できるような頼られる存在になりたいと思っています。また、最短で10年かかる『1級建築施工管理技士』の資格取得については、上司からの励ましを受けて、社内の最短記録での合格を目指しています。資格取得後には、これまで以上に大規模の建築物を造って、大きな達成感を味わってみたいと思っています。

就活生へのメッセージ

建築の仕事では多くの人と関わり、協力して仕事を進めていきます。初対面の人や年齢の離れている人とも話すことができるコミュニケーション力、予想外のことにも動じないメンタルの強さを持つ人にぴったりの仕事だと思います。